地下鉄13号線地帯沸き立つ開発
平成20年6月に開通する「地下鉄13号線」をめぐり、新宿区内の新駅周辺では“商機”拡大の動きが活発になってきた。百貨店や映画館の建て替え・大規模リニューアル、ホテル新設……など、開通後の顧客争奪戦を睨んだ態勢づくりが急ピッチで進む。
地 下鉄13号線は渋谷~新宿~池袋という3大繁華街を結ぶ鉄道路線だけに、その開通メリットとして、「通勤網の混雑緩和」という初期の目的以上に、経済的な 波及効果の大きさが注目されている。このため1年半後の13号線開通に向けて、各事業者の動きが、いよいよ活発になってきた。
百貨店では、伊勢丹 が150億円を投じて本館の大規模リニューアルを進めており、13号線開通3ヵ月後の20年9月に完成する。これとは別に、都市再生「特区」を使い、本館 周辺の伊勢丹施設(メンズ館、伊勢丹会館、パーキングビルなど)を一体化する大規模な開発計画にも乗り出している。この開発計画が、東口繁華街の再編へと つながる一歩となることに、地元事業者、行政では期待を寄せている。南口の新宿高島屋は130億円をかけて全館リニューアル、同時に(仮称)新宿3丁目駅 から同館まで地下コンコースを延ばし、13号線利用者の取り込みを狙う。また丸井は新宿の核店舗「シティ新宿」を建て替える。このほか東映・東宝が9スク リーン、松竹が10スクリーンと、本格的な「シネコン」を開設、映画館も熾烈な商戦が始まろうとしている。
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記事提供:新宿区新聞社
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