新宿駅前一等地の死角、狭小地・ビル
2006年11月08日 19:01 by times カテゴリタグ: 新宿区新聞ニュース
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新宿駅前には狭小地・狭小ビルが点在する。狭さ故に開発、テナント誘致は難しいが、この地価一等地にあっては、開発業者が我先にと取得に動く。だがプラン を練っても期待した収益性の高い活用が見込めず、結局転売へ。開発のプロも判断を狂わせてしまう新宿駅前一等地の“死角”をみる。
西新 宿1丁目では、25坪の狭小地とその上に建っている築40年の10階雑居ビルが、昨年7月、地元の不動産会社に買収された。この会社では、ビルが老朽化し ていたため解体して高収益を見込めるテナントビル建設を考えた。だが、階段やエレベーターを除けば1フロア13坪程度しか取れず、新築プランは難航した。 結局、開発は無理と判断せざるを得ず、今年早々には転売に踏み切った。
この土地・ビルを今年3月、今度は商業ビル開発・運用専門の外資系企業が 取得した。同社も同じくビルの建て替えを考えたが、やはり“狭さ”が壁となった。取得して半年たたないうちに、こちらも転売に出した。「買収の打診が来て いる」というが、新たな買手は、この狭い土地をどう活用をしていけるのかが注目される。
同じ西新宿1丁目の4階建て狭小ビルは、全館をドトール コーヒー店として長年使っていたが、この3月に閉鎖。新たなビルオーナーがテナント募集をしている。だが1フロア9坪という狭さ、内階段のみのため1棟貸 ししか出来ないことから、未だ借り手が現れない。新宿駅前では取得できる物件が少なく、他に先んじて押さえてておきたいと事業者は考えがちだが、超一等地 といえど、収益の上がりそうのない土地・ビルは各地に点在する。
記事提供:新宿区新聞社
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