路線価と新宿に地価上昇
新宿の地価が “バブル”復活を思わせる動きを見せている。今年の路線価では新宿の隅々にまで上昇地点が広がった。それだけではない。実際の土地取引では、その路線価な どお構いなしの高値買収が当たり前になってきた。そこには「さらに高値で転売できる」との思惑が働いている。
この8月に国税庁が発表した06年の路線価では、新宿駅東西繁華街の上昇地点が224ヵ所と、約15年前のバブル経済以来の地価上昇をみせた。さらに実取引では、この路線価の3倍、4倍といった高額な買収が常態化し始めた。
今年3月、新宿通り沿い・新宿2丁目の10階ラシントンパレスビル(敷地217坪)が55億円で売却され、関係者を驚かせた。前所有者が取得した金額は 16億円弱だから約3.5倍だ。今年の路線価と比べても2.5倍にあたる。買収したゼネコンのスルガコーポレーションは、さらに高値での売却をめざしてい る。路線価とかけ離れたこうした高値買収は各地に広がっている。
大久保1丁目では、職安通り沿いの大駐車場が、周辺家屋も併せ2100坪で売り 出されようとしている。坪あたり1200万円の価格設定は周辺路線価の3倍以上になる。この強気の価格は、仲介業者によると、斜向かいの土地・建物が坪 1700万円で売られたが、駐車場は日影問題があることから、その分安くしているという。
四谷3丁目・新宿通りでは今年3月に、さわやか信用金庫ビルが売却された。売却額は坪1300~1400万円といわれたが、今では、この界隈の売却額は坪1600万円にまで上昇しているという。
記事提供:新宿区新聞社
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・公示価格 (国土交通省)
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・不動産投資信託(REIT)(wikipedia)









