新宿・百貨店の生き残り作戦
地下鉄13号線が07年度に開通するのを機に、新宿商戦は新たな顧客争奪戦が予想されている。この13号線沿線に位置する伊勢丹本店(新宿3丁目)は、大 正15年に建った「ほてい屋」の吸収合併で誕生し、築80年の歴史を有する。だが伊勢丹は、老朽化したこの建物を「建て替えない」方針を明確にしている。
150億円を投じた「大規模リニューアル」により、この激化する商戦の“勝ち組”をめざす。建て替えない理由の一つは、この建物が東京都の歴史的建造物に 指定されるほどの重厚な建築物で、“伊勢丹ブランド”の「歴史と風格」を象徴するものだからだ。また年間2500億円を売り上げる伊勢丹本店を、建て替え 期間中、何年にも渡り閉鎖などできない。仮店舗をどう確保できるのかという問題も大きい。
対して新宿西口の京王百貨店は、親会社の京王電 鉄が今年度の経営方針に「建て替えの検討」を盛り込んだ。築40年余りと、伊勢丹本店に比べれば建物の歴史は浅い。だが京王では「いずれ建て替えは必要。 京王始まって以来の大事業となるのだから、今から検討する必要がある」という。
また伊勢丹本店向かいの丸井「シティ新宿」は、来年1月に竣工する東映などの14階共同ビルを、建て替え期間中の仮店舗として確保できている。このため、建て替えに踏み切れた。
記事提供:新宿区新聞社
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・伊勢丹(wikipedia)
・京王百貨店
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・地下鉄13号線の工事計画概要









